サーフボード・アクセサリー類のお取扱いについて

お買い求めいただきましたサーフボードやアクセサリー類を末長く安心してご愛用いただくため、定期的なお手入れや保管方法、そのほか注意事項などをまとめています。

■サーフボードの取り扱いについて

サーフボードご使用後は、真水で潮（海水）を洗い流してください。
┗ 海水や、海水が乾いた状態での塩の付着がボードに悪影響を及ぼす場合があります。
ご使用後は真水で洗い流し、乾いたタオルなどで水分を取り除いた上で保管してください。
┗ 濡れた状態でケースなどに密封すると熱や湿気により悪影響を及ぼす場合があります。またタオルドライにより水滴を拭き取ることで傷などの発見がしやすくなります。
夏場など高温となる環境での車内や倉庫での保管や、ハードケース内などの密封された空間での長時間の保管は行わないでください。また、サーフィン時以外で直射日光の当たる環境での長時間の保管・放置は行わないでください。
┗ 熱、UV(紫外線）がサーフボード樹脂の分子の破壊や変色を早める原因となります。また、ハードケースなどによる密封や高温となる空間では熱・湿気がこもりボードに悪影響を及ぼす場合があります。

■サーフボードの修理について

サーフィン中のクラッシュなどでサーフボードにダメージが生じた場合は、ボード内部への浸水を最小限に抑えるため直ちに海から上がってください。
傷や割れを発見した場合は正しい方法での修理（リペア）が必要です。サーフボードの修理は、ご購入いただいた店舗またはお近くのFIREWIRE正規取扱店、そのほかサーフショップ、サーフボード修理店へご相談ください。
市販の修理（リペア）キットなどを使ってご自身で修理を行う場合は、必ずサーフボードの素材に適した修理・補修剤であることをご確認の上、その使用説明に従い正しくご使用ください。樹脂・フォームへの海水の侵入がある場合は、必ず乾燥後に修理を行なってください。修理後に残った水分や湿気により変色や内部腐食につながる可能性があります。

※セルフリペアで生じたサーフボードへの悪影響に対して当社は一切責任を負うものではありませんのでご了承ください。

※樹脂・フォームに海水や水分が残った状態で修復を行うと変色・黄ばみや剥離の原因となりますのでご注意ください。浸透により海水が侵入部分以外の箇所や影響が広範囲に広がる原因にもつながります。

■そのほかご注意いただく点について

サーフボードに塗ったワックスを長期間使用すると汚れや砂などの付着および蓄積によりボード表面に傷や悪影響を及ぼす場合がございます。定期的に塗り替えを行なってください。ワックスで隠れていた見えない傷などの早期発見にもつながります。
ご購入後のサーフボードへのペイントやコーディングなどのカスタマイズで生じたサーフボードへの悪影響に対して当社は一切責任を負うものではありませんのでお客様の責任の上で行なってください。

※サーフボードの材質および樹脂に対する刺激素材の使用や溶剤の相性には十分にご注意ください。

※サーフボードに皮膜を作るコーテング剤やペイント剤は剥離などの原因となりますので使用しないでください。

■トラクションパッド（デッキパッド）について

トラクションパッドを貼る際は、該当箇所の汚れ・埃の付着や油分を取り除いた上で行なってください。市販のサーフボード用シリコンオフなどの使用も有効です。

※トラクションパットの剥がれや浮きを放置すると隙間に砂などが入り込みボードの損傷に繋がる場合がありますので適正な処理を行なってください。
トラクションパッドを貼る際は、全体をしっかりと圧着し、接着の安定のため24時間程度使用しないことを推奨しています。

※ただしブランドや製品により貼り付け方法などが異なる場合がございますので、それぞれの製品に記載された取扱説明を確認・優先してください。

■リーシュコードについて

リーシュコードは波のコンディションやサーフボードに適したものを使用してください。
使用後は真水で潮（海水）を洗い流し、乾いたタオルなどで水分を取り除いた上で保管してください。
高温となる環境や直射日光の当たる環境での長期保管は行わないでください。
リーシュコードはご使用の前に傷や劣化がないかを確かめ、使用回数に関わらず異常がない場合でも定期的な交換を行なってください。
※製品に異常が見られない場合でも1年〜1年半での交換を推奨しています。
リーシュストラップやリーシュカップも同様にご使用前に異常がないか点検を行なってください。
ご自身や他のサーファーへの安全のため、サーフィンを行う際はコンディションに関わらずリーシュコードを使用してください。

■フィンについて

フィンは必ずサーフボード及びフィンプラグに適したものを正しく装着・使用してください。
フィンの紛失や海洋・環境汚染を防ぐためフィンスクリューが必要なものは付属のフィンキーを使用して適正な数を正しく装着してください。また、緩みがないかなどチェックを行なってください。
製品の性質上、尖った部分や使用に伴う傷やバリが発生することがございますので、着脱時をはじめお取り扱いには十分お気をつけください。
フィン及びフィンプラグへの潮や汚れの付着により着脱しにくくなる場合がありますので、定期的な取り外しと真水での流水・清掃を推奨しています。
フィンの形状によっては着脱時にボードに接触やぶつかる可能性がある場合は、接触部分にタオルなどでクッションを作るなどサーフボードやフィンプラグに傷などがつかないようお気をつけください。